・公害とは
「公害」は、環境基本法(2条3項)により、
と定義されており、3に列挙される、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下及び悪臭の7種類の公害は、
「典型7公害」と呼ばれている。
・公害病とは
人間の産業活動により排出される有害物質により引き起こされる健康被害である。
1950年代後半から1970年代の高度経済成長期において、工場などから発生した有害物質(公害)により住民へ大きな被害が発生した。そのうち被害が大きかった4つの公害病を「四大公害病」という。
・水俣病
・第二水俣病(新潟水俣病)
・四日市ぜんそく
・イタイイタイ病
1920年(大正9年)から1941年(昭和16年)までと1955年(昭和30年)から1962年(昭和37年)までの計約30年間、宮崎県西臼杵郡高千穂町の旧土呂久鉱山で、亜砒酸を製造する「亜ヒ焼き」が行われ、重金属の粉塵、亜硫酸ガスの飛散、坑内水の川の汚染で起きた公害である。
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対象:教職員・院生・学生
公開日:2023年8月1日
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作成者:宮崎大学附属図書館職員