OPACで検索した本の場所 / 本の分類 / 本の並び方 / OPAC端末と書架見出し
蔵書検索システム (OPAC)で検索した本を書架に探しに行くときは、所蔵館と配置場所を確認し、請求記号をメモしておきます。「請求記号」は本の背表紙に貼られている3段のラベルの番号で、OPACではタテ棒2本 "||" で区切って1行で記載しています (画像例では「WB102||G98」)。
請求記号の1段目は「分類記号」で本の内容を表します (画像例では「WB102」)。図書館の本は分類記号順に配列することで内容の近い本が並ぶようになっています。
2段目「著者記号」は本の著者を表します (画像例では「G98」)。分類記号が同じときは同じ作者の本がまとまって並びます。
3段目「巻冊記号」は通常は空欄です。上・中・下など巻が分かれていたり、同じ本が複数あったりする時に数字やアルファベットを入れて区別するための段です。
医学分館では本を「医学・看護学系」と「その他 (一般図書)」に分けて並べています。
「米国国立医学図書館分類法 (NLMC: National Library of Medicine Classification)」に基づいて並べています。NLMCは先頭の「QS」~「QZ」、「W」~「WZ」のアルファベットで内容を大別し、続く数字で内容を細分化しているのが特徴です。
例) 分類記号「WB102」に並んでいる本の内容は「臨床医学」、「WE168」の本の内容は「整形外科学」です。
※詳しい表はこのガイドの「図書館用語集」のサブページ「NLM_Classification」にあります。下のリンクも参考にしてください。
「日本十進分類法 (NDC: Nippon Decimal Classification)」に基づいて並べています。NDLは本の内容を0~9の数字で区分し体系的に表現する分類法です。1ケタ目の0~9の分類 [=類目表 (第1次区分表) ] は次のとおりです。
「0 総記」「1 哲学・宗教」「2 歴史・地理」「3 社会科学」「4 自然科学」「5 技術・工学」「6 産業」「7 芸術・スポーツ」「8 言語」「9 文学」
これらの分野をさらに10分類し2ケタ目とし、さらに10分類し3ケタ目とします。ピリオドをつけて4ケタ目5ケタ目と細分化して本の内容を表します。
例) 分類記号「4 自然科学」>「490 医学」>「492 臨床医学」のように内容を細分化して表します。
※詳しい表はこのガイドの「図書館用語集」のサブページ「日本十進分類法」にあります。下のリンクも参考にしてください。
図書館の本は正面から見て左側の棚(書架)から本を並べます。上の段の左から右の方へ進み、その段が終わったら下の段の左から右へ‥とZ型に並べられています。最後の段の終わりで隣の書架の一番上の段に移り、またZ型に並びます。
1階ラーニングコモンズには図書館の本を探すためのOPAC専用端末があります。
書架側面に分類記号の見出しを掲示しています。
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